HP限定・完全無料公開長編

長編SFミステリー『水ようかんの構成元素』

abstract

コミカルSF長編ミステリー。2013年作品。
二重人格サイエンティスト・ダブルの元に届いたのは2万個体もの黒色直方体。地球上のあちこちで一斉発生した黒色直方体はいったいなんなのか。どうして一斉? マッドな科学者集団が常識をぶっちぎる。
キミはコイル等の発想について来られるか!?
全話無料。原稿用紙換算枚数440枚。読了目安4時間
■あえて、発表当時の表記のままにしてあります(数字表記、マークなど)。設定その他、配信販売中のRWMと若干異なる点もあります。

contents

INTRO ◆◇頭の中が沸騰していた。

第1章 ポジティブ・マッド・サイエンティスト
1.日の落ちたカフェで
2.タフがアンノウン係の転送装置を
3.「限界っす! 係長!」
4.ほわちゃちゃちゃちゃっ!
5.この4年間でダブルがソラに

第2章 ラブ・アンド・ピース
1.ほらほら係長
2.作業の手を止めてヘリウムが
3.ダブルの実家は
4.会長によって拉致されたダブルは
5.「ソラっち」って誰かなっ
6.2週間後

第3章 ブラック・フォレスト
1.アンノウン係のラボの中は
2.ふうむ、とダブルは腕を組んだ
3.「ダブルくんっ」
4.「もう一度いってくれ」
5.よし! いいだろう!
6.地球上のあらゆる地域で

第4章 ガイア・ワールド
1.ヘリウムがラボの入口で
2.むかし。むかし
3.職人は典型的な学園都市で
4.魚影が見えた
5.にぎやかな足音がして
6.いろいろな事態がおきると

第5章 デイジー・ワールド
1.軽快な足音が聞こえた。
2.つまり恋人さんじゃなくて
3.ほの暗いアンダーラボの中には
4.え、とソラが目を丸くして
5.ヘリウム特製のぷるぷるした

第6章 アース・ソング
1.草履の足音が響いてアンノウン係の
2.「『水ようかん』は地球から人間への
3.あの日。
最終話.ダブルはカフェでマシュマロ入りココアを

profile***
天川さく(Saku Tegawa)
愛知県出身。札幌市在住。静岡大学理学部地球科学科卒業。作家。
2013年デジタル短編SF『メロンパン計画(いるかネットブックス)』で商用電子書籍デビュー。2015年単行本・長編SFサスペンス『南極からのしらせ(エネルギーフォーラム社)』より刊行。近刊・デジタル長編サスペンス『カラフルな風(いるかネットブックス)』。

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